リハカルテ活用ハンドブック

理学療法士です(隣は、看護師です)。代表的な薬剤名や看護用語、他科に伝えにくい記号・言い回しの指導(記録する。カルテを書く)をするために必要な情報が整形系から脳梗塞（出血）、呼吸器、糖尿病と幅広い。術後の流れが病日単位で、日々の薬と検査法の結果もちゃんと書かれ他の施設のパスが垣間見れました。うちではドクターしか知らなかった新しい手術や、疾患別のカルテ例が書いてあり、丁寧で分かりやすかったです。あまり過去に無い新鮮さ、斬新だと判断し数冊買いました。このような本が欲しかったというのが本音です。カルテ記載自体は、一般的なSOAP法ですが、みんなで見やすくなるよう「R」を見出しとして変化時、必要時に加えたもので、私には普通で受け入れやすかったです。ざっと見ただけですが、勉強用に検査や第一選択薬のこと、鎮痛薬、糖尿病の細かなところ(新しい基準)、画像のことについて、年度ごとにいろいろな本を探すことが多いのですが、今回は初めて目にする内容が多かったのが印象で、補足の図表は、リハビリを看護師さんに知ってもらう上で、使用させていただこうと思います。一箇所の病院しか知らない看護師(2年目)からすれば、ちょっと見た目がかわいい本だけど・・・実際のカルテのページと、リハビリさんの専門用語(略語)の言い回し、なぞの多い体を使った検査法のこと、最後の方のトピックス、特に「自分たちも知らなかった看護用語」はコピーしてでも使える！などと言っていますｗ。おおきく不足は無いのですが(全部は見ていないため？)、・イラスト部分を写真にしてもらう方が個人的には使いやすい。・中枢神経系の検査法をまだ増やして欲しい。・トピックスにある栄養に関する部分を増やして、日々のカルテ例に加えて欲しい。新人や実習生、回復期やデイケア？病棟向けによいと思いました。臨床指導向けの数少ない本でしたので紹介勢い書きました。・・・カルテを書くというより、リハビリの臨床の知識本でしょう。いい意味で期待はずれ(ドクター談)。買ってもよい本です。